距離が近すぎる
ストレスのほとんどは人間関係ではないでしょうか。「距離感が近い」と衝突も多くなりやすいです。
「あの人のあーゆー行動が気になる」
「何回も同じこと言ってくるあいつまじうざい」
逆に褒めちぎってくれて自分の思い通りになる環境にいて「現状を何とかして変えたい!」と思う人は多くないはずです。
特に家族は、切っても切れない距離の近い存在です。当然、家族のことを考える時間も長くなります。
一方、友人や同僚は、一緒にいる時間が限られています。良いところが見えやすく、比較対象が多いので、居心地の良さの「順位」もつけやすいものです。
では、なぜイライラしたりモヤっとするのでしょうか。
その背景には必ず「自分はこんなにやっているのに、相手は……」という思いがあります。
しかし、それは時にこちら側の“過干渉”である場合もあります。
距離を計り直す
なぜ相手の行動が気になるのか。
プライドの問題もあります。「自分はルールを守っているのに、なぜ相手は守らないのか」という思いが、イライラにつながります。
これは主に第三者に向けられることが多いです。列に横入りしてくる人とかありえないですよね。
もう一つ、それは、相手のことを「想い」過ぎているからです。
ネガティブな感情なのに、そんなはずはないと思うかもしれません。しかし「好きの反対は無関心」という言葉があるように、関心が強いほど気になってしまうのです。嫌いの根底は好きでもあります。
イライラやモヤっとが頻発してきてしまったら、そんなときは、自分のために時間を使いましょう。趣味でも副業でも、集中できることを見つけてやってみましょう。その時間だけは相手のことを忘れられます。この忘れるというのが大事です。
そうすると、普段は自分に干渉してくるあいつが集中してなにかやっているぞ。なにをやっているんだ?面白いのか?と相手は直感的に感じとります。
これは自分にとっても、その相手にとっても一石二鳥です。
怒りっぽいひとは愛が深い人
いいことづくめのようですが距離を計り直すことは、一種の“諦め”に近いものです。
しかし決して「見捨てる」ことではありません。
自分の価値観を押し付けてしまうことは、果たして相手にとって幸福なのか。
相手のためだと思っている行動が、本当に相手のためになっているのか。
「相手のことを考えすぎていた。もっと生産的に自分に時間を使おう。」
こう思えるようになると、気持ちはぐっと軽くなります。
ただし、これはある意味で「相手の能力や性格に見切りをつける」側面もあります。私は家族に対しては、これをしたくありません。
だからこそ「嫌い」という感情の裏には、「相手はもっとできるはずだ」という期待があるのだと思います。
距離を整えたら、次は伝え方
距離を計り直し、自分が冷静さを取り戻したら、次は「伝え方」です。
間違っていることは間違っていると伝えるべきですが、言い方とタイミングを慎重に選ぶ必要があります。
相手の受け入れ態勢ができていないと、アドバイスは無駄になってしまうからです。
何のために言うのか。
感情が邪魔をしてくるので、本来の目的を忘れないようにしましょう。


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